第1回目、第2回目とColdFusionとfacebookの連携についてご紹介しました。
今回は、ColdFusionがあればどんな素晴らしい事ができるか?についてまとめてみました。
ご存じの方はうなずきながら、初心者の方、これからWEBアプリを作ってみようと思ってらっしゃる方、是非ごらんください。
関西人はご存じだと思いますが、某関西ローカルコマーシャルのパロディーです。
API提供
twitter、facebook、など、昨今様々なサービスからAPIが提供されています。
ColdFusionではCFC(ColdFusionコンポーネント)に関数を書くことでAPIを簡単に提供する事ができます。
関数単位に外部から呼び出す事ができて便利です。
JSONやXMLなどのデータフォーマットも楽に扱えます。
jQueryからの呼び出しも簡単です。
ColdFusion独自のajax機能もあり、DBレコードのクエリー結果など、データをjavascriptとそのままやりとりする事ができてとても便利です。 自動的に JSON 形式のデータ のリクエストやシリアル化解除も行ってくれるので、余計な手間がかかりません。
各種APIサービスとの連携
twitter、facebookなど、外部のAPIにデータを渡すには、CFHTTPタグを利用します。GET、POST、PUT、DELETE、など、様々なリクエストに対応できます。Basic認証用のパスワードも設定できます。
さらに、CFHTTPPARAM タグをネストして、フォーム変数、クッキー、XML、fileなど、さまざまなデータを送信することができます。 例えばXML-RPCで実装されたAPIとの連携なら、タイプをXMLにする事でXMLデータの送受信が行えます。
XML解析
幅広く普及しているREST形式のWebサービスではXMLの解析がキモになります。ColdFusionではXMLを解析したり、生成する関数が豊富にそろっているので、データの扱いもとても簡単です。
ColdFusionからDB接続するのは本当に簡単です。
接続するためのアカウントやパスはColdFusion管理画面に設定しておけるのでソースに書く必要がありません。セキュリティー的にも安心です。
SQL文はCFQUERYタグにそのまま書くだけでOK。シンプルで見た目もスッキリしています。
SQL文
<CFQUERY NAME="GetData” DATASOURCE="My_db” >
select id from member where sex=1
</cfquery>
ColdFusionの管理画面 データソース登録
予めColdFusionの管理画面にデータソースを登録します。
ドライバのプルダウンから、MYSQL、SQLServer、access、PostgreSQL、Oracle、その他ODBCなどを選択して設定します。
CFQUERYタグのDATASOURCE属性に登録したデータソースを指定すれば接続できます。
ColdFusionから動的にPDFを生成する事ができます。しかも、サーバーのプリンターに印刷する事が可能です。スケジューリング機能で夜間にまとめて帳票を出力する事もできます。PDFサーバーとしてのColdFusionも魅力的です。
ColdFusionでは様々なグラフを生成する事ができます。しかも、DBから抽出したクエリーレコードを直接指定して出力できるすぐれもの。DB抽出からグラフ生成まで簡単に行えます。
ALL-IN-ONE パッケージ
インストールウイザードに沿ってボタンを押していくだけで簡単にインストールができます。内蔵webサーバを選べばこれ1つですぐに開発が始められます。グラフやPDF、AMF通信やイベントゲートウェイなどすべての機能がインストールしたその瞬間からすべて利用できるのです。あっちこちから様々なものを探して入手する必要がなく、誰でも簡単に気軽に始められます。
簡単CFMLタグ
デザイナーやノンプログラマーにとても優しいCFML言語。スクリプトでガリガリ書くだけが能じゃないです。なぜってColdFusionのCFMLタグはWEBアプリ専用に設計されているからです。WEB制作で欲しい機能がぎゅっとつまっているのです。簡単だからと言って、できない事もあるのでは?なんて心配はご無用。WEB制作の上で他言語でできてColdFusionでできない事は見あたりません。
教育時間の短縮
ColdFusionはSQLとHTMLの知識があれば3日で習得できる!なんて言われるぐらい、やりたいことがすぐにできるのが特徴です。業務ツールを作成して仕事をもっと便利にしたり、自分でWEBサービスを公開したり、何か楽しくなるものをColdFusionで作ってみませんか?シンプルなコードだから、一度作ったプログラムを別の担当者に引き継ぐ場合もスムーズです。
いかがでしたか? ColdFusionの魅力はまだまだ書ききれません。javaや Microsoft .NET と連携が可能なので、他のアプリケーションサーバーと競合するものではなく、共存できるものなのです。その時々で最も必要とされる機能がバージョンアップされていくので、これ1つインストールするだけで、今必要な開発が誰でもすぐに、しかも簡単にできるのです。
素晴らしくて魅力的なColdFusion。まだ触ったことの無い方は是非お試しを!