インストールの段階では開発用Webサーバーを選択して、後からWebサーバーとColdFusionとの接続(コネクタ)を行いたい場合や、アップデータなどを当ててコネクタの再設定をする必要がある時などで、該当しそうな話ですね。
ColdFusionには、WebサーバーとColdFusionサーバーとを接続するための『Webサーバー設定ツール』が用意されています。
Windows環境ではエクスプローラーを開いて [cfインストールフォルダ]\cfusion\runtime\binフォルダ内のwsconfig.exe を実行します。Unix GUI環境の場合も、同様のフォルダにwsconfigがありますのでそれを実行して下さい。画面上に設定画面が開きます。
※ 「設定済みのWebサーバー」の一覧に表示されている場合は、そのColdFusionとWebサーバー間に接続(コネクタ)設定が行われています。接続をやり直したい場合は、一覧から選択して[削除]ボタンを押せば接続(コネクタ)を解除できます。
IISと接続を行う場合は、「Webサーバー」 に [Internet Information Server(IIS)] を選択し、「IIS Web サイト」を[All(IISに登録されているすべてのWebサイトを対象)]にするか、該当するWebサイトを限定したい場合は、接続したい Webサイトを選択します。
Webサーバーが実行中の場合は、Webサーバーの再起動を行う確認ダイヤログが表示されます。このタイミングで再起動を行っても良ければ[はい]を選択して下さい。
接続(コネクタ)設定が行われ、設定が完了すると、最初の一覧画面に戻ります。「設定済みのWebサーバー」一覧に項目が追加された事を確認したら、[終了]を押して、設定画面を閉じて下さい。
あとは接続(コネクタ)設定を行ったWebサーバー経由でColdFusionのページが正しく処理をされるかを確認して下さい。
LinuxでApacheと接続する場合は、「Webサーバー」 に [Apache] を選択した後、「設定ディレクトリ」で Apacheの設定ファイル(httpd.conf 等)が置かれているディレクトリを選択して下さい。
また、それだけでは接続に失敗する場合、[詳細]ボタンを押して、「サーバーバイナリのディレクトリとファイル名(httpd等)」と「サーバーのコントロールスクリプトのディレクトリとファイル名(apachectl等)」のファイルを選択してお試しください。
詳細設定の設定例
IIS 7 以降は、デフォルトのWebサーバー設定に加えて、所定の「役割」を追加する必要があります。詳細については、下記のFAQをご覧ください。
『Webサーバー設定ツール』は、コマンドでの実行も可能ですので、別サーバーに対してSSH等で接続してコマンドで接続ツールを実行することも可能です。指定する引数の一覧は、オンラインマニュアルのページに記載されていますので、詳しくは下記のページをご覧ください。
コマンドラインインターフェイスの使用
また、Webサーバーとの設定に関する情報は、下記のマニュアルページをご参照ください。
Web サーバーの設定