ColdFusion 2021 以降、2種類のインストーラーが提供されています。
将来は、Express(軽量)インストーラーとなる予定ですが、現時点では、従来と同じ慣れ親しんだ方法でのインストールも可能です。本資料では、「マイグレーション」を目的に、従来のバージョンをインストールした方も多くいると思われますので、GUI インストーラーを使ってインストールする方法をご紹介します。
ColdFusion 2021 以降、ライセンスに対するアクティベーションが必須となりました。
インストール時にライセンスを入力して有償のソフトウェア(Enterprise Edition(エンタープライズ版)またはStandard Edition(スタンダード版))でインストールしても、環境によってはColdFusion Administrator(Web ベースの管理コンソール)上にて、手動で『アクティベーション』を行って頂く必要があります。アクティベーションについては、『オンライン環境』『オフライン環境』のどちらでも実施が可能(オフライン環境の場合は、別途インターネット接続が可能なPC が必要)です。
また、特にアクティベーションを行う環境(=ライセンスを入力して有償版として動作をさせる環境)では、その環境の運用方法に沿って、『デプロイメントタイプ』を選択する必要があります。
https://helpx.adobe.com/jp/coldfusion/using/coldfusion-licensing-activation.html
(ページ内より、一部抜粋)
本番:商業目的で使用する場合にのみライセンスされます。ライセンスは、コアごとのデプロイメントに基づいています。
開発:社内の開発およびテスト用にのみライセンスされます。
ステージング:デプロイ前にアプリケーションの 1 つ以上のバージョンをテストおよびレビューする場合にのみライセンスされます。
テスト:開発およびテスト用にのみライセンスされます。また、ステージングやライブの場合はライセンスされません。
障害回復:業務上重要なサービスの中断が発生した場合の使用にのみライセンスされます。
こちらのページでは、開発・評価を目的に無償版としてインストールする(「30日間トライアル(30 日経過後デベロッパー版となります)」か「デベロッパー版」を選択)ため、デプロイメントタイプは「開発」を選択しますが、ライセンスを入力して有償版として動作させる環境では、エンドユーザー使用許諾契約に沿ったインストールを行わないとライセンス違反を招く場合があります。
(参考資料)
・https://www.samuraiz.co.jp/coldfusion/faq/dl/cf2021_license.pdf(ライセンスの考え方)
・https://www.adobe.com/content/dam/cc/jp/legal/licenses-terms/pdf/Adobe_ColdFusion2021-ja_JP-
20201111.pdf(製品使用許諾・EULA)
ColdFusion2023 のインストーラーをお持ちで無い場合は、ColdFusion 開発元のアドビ システムズ社のサイトより、無料体験版を選んでダウンロードして下さい。
http://www.adobe.com/jp/products/coldfusion-family.html
ページ上部にある[無料で始める]のボタンをクリックすると、AdobeID を入力するサインイン画面が表示されます。体験版をダウンロードするにはAdobe ID(メンバーシップ (会員登録)ID)を入力してログインする必要がありますので、Adobe ID をお持ちで無い方は、Adobe IDを作成してください。
ログインすると、アンケート項目が表示され、一番下の欄にインストーラーの選択が表示されます。情報を入力する項目がありますので、入力・選択の上、「Adobe ColdFusion(2023 年リリース) をダウンロード」の選択からOSと日本語(Japanese) をお選びください。
インストーラーは英語版/日本版共通ですのでEnglish版を選択してもダウンロードされるファイルは同じです。ファイルサイズの小さいインストーラーはExpress(軽量)版ですので、ファイルサイズの大きい(1.3Gb 〜 1.5Gb 程度)を選択してください。