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大文字小文字や一貫性を持った変数の名前について

ColdFusionのタグや関数・変数名の記述についてや変数のタイプについて紹介します。

CFタグや関数・変数名の記述について

CFタグ名やタグの属性、関数、変数名などの大文字・小文字は区別されません。従ってcfsetとCFSET、または変数名abcとABCとAbcなど大文字小文字を混在して記載してもColdFusionでは同じものとして扱います。
プログラムを見やすくするためには、一貫性を持った記述にする事をお勧めします。

一貫性を持った変数名をつける

前のページ(変数について)でも説明した通り、変数の名前には英文字・数字・アンダーバー(_)のみで指定します。プログラムを見た目で分かりやすくるするには、変数名には複数の単語を組み合わせるなどして、大文字を一定のルールに従って付けることが望ましいです。

例えば、名前を格納する変数名には、firstname、first_name、FirstName、firstNameなどの記載方法が考えられます。

※参考
複数の単語を一つなぎにした変数名を付ける際は、キャメル方式で記述する方法が多いようです。
アッパーキャメルケース(UCC)ではFirstName、ローワーキャメルケースでは(LCC)firstNameです。
wikipediaの記事もご参考下さい。⇒http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9

変数に格納する値の種類に応じて変数名の頭に区別する文字を付ける

変数に格納する値に合わせて名前を付けるとともに、格納する値の種類に応じて名前の先頭に区別となる文字を付けると、さらに分かりやすくなります。変数に格納する値としては、文字列や数字の他に、データベースの結果を格納する名前、配列、構造体、リスト、ブール値、日付や時間など、数多くの種類があります。

例えば、データベースから売上げ(sales)データを取得した際に、変数名を"sales"と付けるのではなく、"qSales" (qは DBクエリー(query)のq)と付けておけば、変数の値はデータベースから取ってきたデータが入っていると区別できます。同様にリスト(list)の場合は小文字の"l"を、配列(array)の場合は小文字の"a"を頭につけて変数名を付けるとコードの面せナンス性が向上します。

代表的なものとして

変数に格納される値の種類 頭に付ける文字
単純値(文字列、数値)など なし firstName, lastName など
データベースから取得した値 q qSales, qGetArtists など
リスト値 l lProduct, lPetName など
配列 a aComp, aCart など
構造体 st stEmp, stData など

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