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テンプレートファイルを取り込みたい

Webサイトでは視覚的なデザインの統一を図るため、 Webサイトで共通して表示をする部分、例えばヘッダーやフッター、サイドメニューなどをテンプレートファイルとして作成し、それを任意の場所に取り込みたい場合があります。従来のHTMLでは、個々のHTMLページに共通のヘッダーやフッターを貼り付ける必要があり、もし、共通化したデザインの一部を変更したときは全ページを書き換えないとデザインが統一できなくなるなど、メンテナンス面で負担が掛る作業でした。

 

ColdFusionによるプログラミングを行うことで、共通化を行う部分の部品(ヘッダー、フッターなど表示する部分から、変数のセットや業務に 応じた共通の処理など)をテンプレート化し、各ページで、そのテンプレートファイルを取り込んで使用する事が可能です。これによって、共通化したデザインの一部を変更する時も、テンプレートファイルを修正すれば、それを取り込むすべてのページで変更を反映させることができ、メンテナンス性の向上につながります。

 

 

シンタックス

<cfinclude template="取り込みたいファイル名(相対パス、またはColdFusionマッピング)">

コーディング例

同じフォルダのaa.cfmをインクルード:
<cfinclude template="aa.cfm">

 

1つ上の階層のtemplateフォルダのbb.cfmをインクルード:

<cfinclude template="../template/bb.cfm">

 

ColdFusionマッピング(/incl)のcc.cfmをインクルード:

<cfinclude template="/incl/cc.cfm"

使用例

補足事項

ColdFusionマッピングは、事前にColdFusion Administratorの[サーバーの設定]-[マッピング]で予めマッピング名と対象となるパスをしています。
※Webサーバーの仮想ディレクトリと勘違いされがちですが、ColdFusionマッピングはColdFusionの一部のタグ・関数でのみ使用する特別なパスとなります。
※<cfinclude>のパスでColdFusionマッピングを使用する機会は、Webルート以外の場所(相対パスで辿れないフォルダ)に配置されたファイルをインクルードしたい場合などに利用します。

実行例(template.cfmをインクルードした場合のHTML出力)

page.cfm template.cfm
<font color="red">aaa</font>
<cfinclude template="template.cfm">
<p>ccc</p>
<strong>bbb</strong>

 

 ↓

 

実行結果
<font color="red">aaa</font>
<strong>bbb</strong>
<p>ccc</p>
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