スタンダード版 | エンタープライズ版 | |
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イベントゲートウェイ | △(機能制限あり) | ○ |
MS OFFICE Excel との連携 | △(機能制限あり) | ○ |
CFTHREADによる処理の分散 | △(機能制限あり) | ○ |
RSA FIPS 140準拠の強力な暗号 | × | ○ |
Redis、Memcachedへのキャッシュの保存 | × | ○ |
JEEパッケージのデプロイ(EAR/WAR) | × | ○ |
ColdFusion イベントゲートウェイは、ColdFusion が非同期で外部のイベントやメッセージに応答したり、イベントやメッセージを生成したりするために使用する機能です。例えばColdFusion の CFML イベントゲートウェイは、CFML から CFC メソッドを非同期で呼び出すことができるため、完了までに長時間を要する可能性があるバッチ的な処理も完了を待つことなく続行できます。 スタンダード版は、イベントゲートウェイの処理がシングル動作に固定されるのに対し、エンタープライズ版では「イベントゲートウェイ処理スレッド」の設定から同時に処理するイベントゲートウェイの処理数を増やすことが可能です。
PDFファイルにはコメントやファイルの添付、長期保存に対応したアーカイブ形式、フォーム機能、デジタル署名などさまざまな機能が含まれています。エンタープライズ版は、それら機能をフルに対応しています。
CFTHREADでコード実行の独立したストリームであるスレッドを作成でき、スレッドを実行または終了、一時停止や、複数スレッドの結合などが行え、アプリケーションの処理の分散実行が可能です。スタンダード版では、スレッドの最大数は10の制限があります。
エンタープライズ版のColdFusion Administratorには 、RDSとAdministratorへのログインや権限をユーザーごとに設定するためのユーザーマネージャーが用意されています。複数のメンバーでColdFusionの管理やRDSを利用したい場合に、同じIDを使いまわすのではなく、各メンバーに適切な権限のもと接続させることが可能となり、より安全な管理が可能となります。
ColdFusionがデフォルトで使用するキャッシュエンジン(EHCache)の他に、外部のキャッシュサーバーにキャッシュの保存が可能です。
ColdFusion アプリケーションを、EARまたは WAR形式で書き出し、J2EE アプリケーションサーバー上にデプロイすることができます。リソース (データソースなど) 設定やCFM、CFCなどを含めてColdFusion アプリケーションを作成できます。
http://www.adobe.com/jp/products/coldfusion-family/buying-guide.html