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変数について

変数を使用してColdFusionページの処理中などに一時的または一定期間データを保管する事ができます。ColdFusionには10種類を超える変数が用意されており、それぞれ用途に応じて使い分けていくことで利便性が高まります。本コンテンツではその中から基本的な変数を紹介していきます。

シンタックス

他のプログラミング言語と同様に、変数には名前と値とがあります。指定した変数の名前に値を割り当てて使用します。値には、文字列や数字といった一般的なものから、CF関数(つまり関数を実行した結果の値を変数に格納する)、演算子(足し算や引き算などをした計算結果を変数に格納する)などを指定することができます。

<cfset 変数名=値、文字列、式など>

変数の使用方法

変数を使用する機会はさまざまです。値に指定する代表的な物としては下記のようなものがあげられます。

  • フォームから収集したデータ値
  • 計算処理の過程などで一時的に計算値
  • 文字列の置換などを行った際の返還後の値
  • リスト値や配列値、構造体の値
  • 関数の引数として指定する値
  • タグの属性の値として指定したい場合
  • データベースから取得したデータ

変数に付ける名前についてのルール

変数に付ける名前には命名規則があります。代表的なものとしては

  • 変数の名前には英文字・数字・アンダーバー(_)のみで指定するようにします。
    • 特殊文字、スペースを含む変数名はセットできません
    • 日本語で変数名を付ける事もやめましょう
  • 変数の名前は、英文字から始めます
    • 例: 〇⇒a1、×⇒1a

詳しくは、「変数の命名規則について教えて下さい」もご参照下さい

よく用いられる変数とそのスコープ

ColdFusionには10種類を超える変数のタイプが存在します。それぞれ異なる参照範囲や保存期間が異なります。よく用いられる変数とそのスコープを紹介します。

タイプ 説明 接頭辞 生成タグ
ローカル変数 cfsetやcfparamを使用して作成された変数。変数を定義した現在のページで参照が有効。 (Variables.) <cfset>,<cfparam>
クエリ変数 データベースから取得したデータをColdFusionのメモリ内に格納する際に作成される変数。 クエリ名. <cfquery>
Form変数 フォーム画面でユーザーが入力した情報が、ColdFusionサーバーに送信(POST)されてきた際に作成される変数。 Form. HTMLフォームやCFFORM
URL変数 リンク元のページからリンク先のページへ、クエリー文字列(変数=値)が渡された際に作成される変数。 URL. <a>タグのクエリー文字列
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