最も単純、かつ最も多く使うであろう変数について紹介します。それは「ローカル変数」と呼ばれる変数です。ローカル変数は、以下のシンタックスのように、<cfset>タグを使って変数を作成します。
<cfset 変数名=値、文字列、式など>
<cfset a="テスト"> <cfset b=1>
上記の例の場合、変数 a には「テスト」という文字列が格納されます。また、変数 b には、数字の 1 が格納されます。ローカル変数の場合、変数の値はColdFusionのメモリ内に格納され、そのページの処理が終われば(≒ブラウザにページが表示されたら)ローカル変数は自動的に消去されます。
つまり、a.cfmというページでローカル変数を作成したら、それはa.cfmの処理の中だけで有効な変数となります。他のb.cfmやc.cfmでは、a.cfmでセットされているローカル変数を参照する事ができません。
変数の値に文字列を指定する時は、引用符(" " か ' ')で囲みます。