データベースからデータを取得する方法として、SQLと呼ばれるデータベース言語を使用する方法があります。ColdFusionもSQLを用いたデータの取得が可能であり、SQLの記述を<cfquery>タグで囲みます。
<cfquery datasource="ColdFusion Administratorで登録したデータソースの名前"
name="データベースから取ってきたデータを格納する変数名">
... SQL 文(例: SELECT * FROM テーブル名 WHERE 条件)...
</cfquery>
<cfquery datasource="cfartgallery" name="qArt"> SELECT * FROM ART </cfquery>
上記を実行すると、qArtという変数が作成され、値にデータベースから取得したデータが格納されます。
※格納される値はクエリ変数(クエリオブジェクトなど幾つか呼び方があります)となります。オブジェクト形式のデータ(文字列とか数値とかのテキストデータではない)のため、取得したデータベースを表示するためには決まりがあります。
上記のコードを実行しても、単に変数にデータベースデータが格納されるだけで、画面には何も表示されません。とりあえず、どんなデータが取得できたかを見る方法として、<cfdump>というタグを使用して、変数の値を見る方法があります。
<cfdump var="#qArt#">