ColdFusion11には、160を超えるCFタグと400以上の関数が用意されています。役割や目的に応じて、それらを使って動的な処理を行っていきます。
CFタグや関数によって、ColdFusionは内部、あるいは、別のサービスと連携して処理を行っていきます。下記の図は一例となります。
ColdFusionはバージョンが上がるたびに、さまざまなサービスとの連携を行うための強化が行われてきました。通常はサービスごとに呼び出しや機能などがさまざまなため、呼び出し方法を覚えるだけでも一苦労です。でも、ColdFusionはそれらさまざまなサービスをCFタグや関数に集約しています。ですので、開発者は、連携したいサービスに応じて用意されているCFタグや関数を使うだけです。実際の処理はColdFusionがそれらサービスへ接続し、処理をやってもらったりデータのやりとりを行います。
またColdFusionでは、結果をHTMLで戻す以外にも、例えば結果としてグラフや画像を返すことや、ExcelやPDFを戻すことができます。さまざまな形式で呼び出し元のブラウザ(クライアント)に結果を返せるということも、ColdFusionの特徴の一つとなります。
個々のCFタグや関数については、プログラミングを紹介する際に行います。