ColdFusion基礎プログラミング



2-7ColdFusion で変数を作成する

他のプログラミング言語と同様に、ColdFusionは変数を使ってデータをメモリ内に保存します。

<cfset>タグでローカル変数を作成する

<cfset> タグを使って、変数名と値を設定して変数を作成します。変数の値には、文字や数字を指定したり、別の変数の値を代入したり、ColdFusion 関数、演算子を含む計算式 を指定することができます。

<cfset>タグの構文:
<cfset 変数名= 値>


この処理で作成される変数を「ローカル変数」と呼びます。変数の有効期限(使用する事が可能な期間:スコープ)は、変数を生成したページ内となります。

以下の例では、変数に特定の値をセットしています。


<cfset FirstName="Sue">
<cfset Age="29">


変数の値が文字列の場合は、引用符(" " や' ')で囲みます。
メモ:誤って変数の値に文字列をセットしようとして引用符を付け忘れると、ColdFusion はその文字列の名前の変数を探します。それにより、変数が見つからないなど、さまざまなエラーが発生する原因となります。

変数に付ける名前について(命名規則)

ColdFusion 変数に付ける名前は、以下の規則に従います。

  • 変数名には、半角英数字とアンダースコア(_)を使うことができます。特殊文字は使用できません。また、日本語の使用も避けて下さい。
  • 変数名の最初の文字は、英字にする必要があります。
  • 変数名に特殊文字およびスペースを含めることはできません。
  • 変数名の英字は、大文字小文字を区別しません。
  • ColdFusion で用意されている関数や予約語は使用できません。