ColdFusion基礎プログラミング



3-16ColdFusion 関数を使う

関数は、変数や値といった引数を、関数で定められた何らかの方法で処理し、多くの場合は処理の結果を呼び出し元に戻します。ColdFusion には、下記のカテゴリに600 個を超える関数が用意されています。

関数の使用例

関数を呼び出しは変数の使用と同様に関数全体をシャープ記号で囲みます。画面に表示する際は<cfoutput> ~ </cfoutput> ブロック内に関数が書かれているかを注意してください。

  • 引数の無い、関数を呼び出して結果を戻す例: Function()
    #Now()# は、サーバーの日時を結果として戻します({ts '2021-05-10 22:40:23'})。
  • 引数を指定する関数の例:Function(data)
    #Abs(-10)# は、結果として 10 を戻します。
  • ネスティング(関数の中に関数)する例:Function1(Function2(data))
    #DateFormat(Now())# は、サーバーの日時を取得し、日付をフォーマットした形式で結果を戻します(10-May-21)。
  • 複数の引数を 1 つの関数に渡す例: Function(data1, data2, data3)
    #Replace(Variables.State_List,"CA","California","ALL")# は、ローカル変数のState_List に含まれるCA という文字をすべてCalifornia に変換した結果を戻します。